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今回は、かぎ針編みの中でも特に人気の高い「グラニースクエア」の糸始末について解説します。
作品が完成した後、最後に待っているのが「糸始末」。
この工程が苦手だったり、「どう処理すればほどけにくいの?」と悩んだ経験はありませんか?
この記事では、初心者さんでも安心して実践できる「キレイでほどけにくい糸始末」のコツを、動画とあわせて詳しく紹介します。
🧶 グラニースクエアとは?
グラニースクエアは、かぎ針編みで正方形に編む伝統的なモチーフです。
中心からぐるぐると広がっていくデザインで、毛糸の色を変えながら編んでいくのが特徴。
- コースター
- ひざ掛け
- ポーチ
- バッグ
- ベビーグッズ
など、アイデア次第でさまざまな作品に応用できます。
ただし「色替えが多い=糸端が多く出る」ため、糸始末が多いのもこのモチーフの悩みの種。
でも、コツさえつかめばスッキリ&丈夫に仕上がります!
✂️ グラニースクエア糸始末の基本手順
① 編み終わりの糸を10cmほど残してカット
まず、編み終えたら10〜15cmほど糸を残してカットします。
この長さがあれば、あとでしっかりと編み地に通すことができて安心です。
② とじ針に糸を通す
次にとじ針(毛糸用の針)を用意し、カットした糸を通します。
針の穴が大きめな「プラスチックとじ針」や「ステンレス製のとじ針」がおすすめです。
📍 ポイント追加
糸を通したら、その位置から2個目のV字の編み目に針を通します。
さらに、さきほど針を通した編み目に戻るように、もう一度針を通すと、糸がしっかり固定されて緩みにくくなります。
③ 編み目に沿って数目通す
糸を編み目に沿って、裏側に数目くぐらせます。
このときのポイントは以下の2点:
- 編み目の流れに沿って通す(不自然な引っ張りが出ないように)
- 少しジグザグに通すと、さらにほどけにくくなります
④ 戻しながらもう一度通す
1回通しただけではほどける心配があるので、逆方向にもう一度通すのが安心。
これで「糸をロック」するような形になります。
⑤ 糸をカットして完成
針を抜いて、余った糸端をギリギリでカットすれば完成!
表側に糸が浮かず、きれいに仕上がります。

📽 グラニースクエア糸始末のやり方を動画でチェック!
動画で見たい方はこちらからご覧いただけます👇
💡 グラニースクエアの糸始末 よくある質問
Q. 糸始末をしたのにほどけてしまいます…
→糸の通し方がまっすぐすぎると、摩擦が少なくほどけやすくなります。
ジグザグに通す+2往復を意識すると、かなり改善されます。
Q. 色替えのときの糸端はどう処理する?
→色を替えるたびに糸端が出るので、新しい糸を結ぶ位置は目立たない場所(角など)がおすすめです。
あとからとじ針で、同様に始末しましょう。
🌸 糸始末がうまくなるコツ3選
- 糸を通すときは力を入れすぎず、やさしく整える
- 裏側に通すとき、少し立体感を意識すると表にひびきにくい
- 糸始末専用の“透明糸”や接着剤(毛糸用)を補助的に使うのも◎
📌 まとめ
糸始末は、作品の完成度をグッと高める大切な仕上げ。
とくにグラニースクエアは色替えも多く、糸端もたくさん出ますが、
正しいやり方を知っておけば、キレイに・ほどけにくく・時短にもつながります。
「糸始末が苦手で…」という方こそ、今回ご紹介した方法をぜひ試してみてくださいね。
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