かぎ針編みを始めたばかりの方にとって、「段数の数え方」は意外と難関。
「どこが1段目?」「これは何段編んだの?」と、編み進めるたびに迷ってしまうことも多いですよね。
今回は、細編み(こまあみ)の段数の正しい数え方を、30秒で理解できるショート動画と一緒にご紹介します。
🔰 細編みの段数、なぜ数えるのが難しいの?
細編みは一目一目が小さく、段の境目がわかりにくいため、段数を間違えてしまうことがよくあります。
特に初心者さんが陥りやすいのが、下記のようなポイントです。
- どこからが1段目かわからない
- 編み始めと編み終わりが同じように見えて混乱
- 増減なしで編んでいるのに、形が崩れる
そんなときに役立つのが「段数を正しく数えるルール」です。
📽 30秒でわかる!細編み段数の数え方【動画付き】
まずはこちらのショート動画をご覧ください。
▶️ 【細編みの段数、こうやって数えます🧮】
動画のポイントを、以下でくわしく解説していきます。
✅ 30秒でわかる!細編み段数の数え方 基本ルール
① 糸端を右にして置く
まずは編み地の向きを整えます。
「編み始めの糸端(いとはし)」が右側にくるようにして、編み地を横向きに置きましょう。
これは、「編み地の表」を上にした状態で段を数えるための基本の向きです。
② 横に走る線を数える
編み地をよく見ると、**横に一直線に走っている「線」**が見えます。
これは1段ごとの境界です。
この横線を下から順番に数えていきましょう。
**数えるのは「2の倍数の段だけ」**です。
例:2段目・4段目・6段目・8段目…
細編みは、段の構造上、偶数段のラインがはっきりと見えやすいため、偶数段だけを目印に数えると分かりやすいんです。
③ 最後の段は「1」として数える
編み終えたばかりの段(つまり最後に編んだ段)は、まだラインがはっきり出ていないことがあります。
そのため、**最後の段は「+1」としてカウント」**するのが基本です。
🧵 具体的な段数の数え方の例
例えば、以下のように見える場合:
- 横線が4本見える
- 最後に編んだ段がまだ目立っていない
このときは、
4本 × 2段 + 最後の段1段 = 計9段
とカウントします。
📌 30秒でわかる!細編み段数の数え方 数え間違いを防ぐ3つのコツ
① マーカーを使う
1段目、10段目など、**節目ごとに段数マーカー(リングマーカー)**を使うと、途中で迷わず数えることができます。こちら
② ノートに記録する
編みながら**「今何段目か」**をメモしておくのもおすすめ。
作品のレシピを書くときにも役立ちます。
③ 毎回同じ方向から見る習慣をつける
段を数えるときは、必ず**「糸端が右」になるように統一**しましょう。
向きを変えると表裏が逆になってしまい、数え方も変わってしまいます。
✨ まとめ|段数の数え方をマスターしよう
段数の数え方は、最初は難しく感じても、コツさえ掴めば簡単!
今回の方法を使えば、初心者さんでもスムーズに段数が数えられるようになりますよ。
- 糸端を右に置く
- 横線を偶数段で数える
- 最後の段は1として数える
この3つをおさえて、もっと楽しくかぎ針編みを続けていきましょう♪
コメント